JAあいち豊田
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ハウス栽培ブドウ「ピオーネ」出荷始まる/JAあいち豊田
2007/6/1
JAあいち豊田管内の高岡地区で6月1日、ブドウ「ピオーネ」の出荷がスタートした。出荷を始めたのは長年ピオーネのハウス栽培をしている豊田市前林町の中野政好さん(68)で、市内でハウスを用いたピオーネ栽培を行う唯一の農家。ハウス栽培は天候の影響が少ないため、病気が少なく消毒使用量も抑えられ安全性も高く、毎年露地栽培より2カ月ほど早く出荷できることが強みだ。
27アールのハウス内に合わせて24本の樹を3列平行に並べ、作業の省力化と暖房の効率化を図った農業にも取り組む中野さんはこの日、ハウス内に実った約3,000房のうち100房を収穫。中野さんは「今年は寒くなる時期が平年より遅かったため出来量に影響はあったものの味自体は全く問題ない。収穫時期としての気候は良い状態なので、色付きも良く上々の出来だ」と話していた。
ピオーネは、巨峰より粒がひとまわり大きく、肉質がしまっていて食味もよい品種。中野さんは種なしで栽培しているため、食べやすく消費者のニーズも高い。出荷は、7月上旬まで続き、1房約350グラムがパック詰めされ主に豊田市場に出荷される。
同地区では、ピオーネに続き7月下旬から「デラウェア」、8月上旬から「巨峰」の収穫・出荷が始まる予定だ。

カントリーエレベーターで麦荷受始まる/JAあいち豊田
2007/6/1

JAあいち豊田の前林カントリーエレベーターと豊田カントリーエレベーターで6月1日、麦の荷受けが始まった。この時期の荷受スタートはほぼ平年並みであるが、出穂期から考えると登熟期間が長くなっていると思われる。
 この日、豊田市高岡地区にある農事組合法人「中甲」が、1日かけて約15ヘクタールのほ場で麦刈りを行い、「イワイノダイチ」約50トンを刈り取り、同市前林町にある同JA前林カントリーエレベーターに持ち込んだ。同法人は管内で「農林61号」と「イワイノダイチ」合わせて約180ヘクタールで麦を作っている。
またこの日持ち込んだ個人農家のひとりは「今年は早播きしたので心配だったがまずまずの出来。まだ始まったばかりなので少しずつ様子を見ながら刈っている」と話していた。
同JAではこのほか4箇所のカントリーエレベーターで順次麦の荷受けが始まり、6月15日くらいまで続けられ、荷受作業のピークは6月9日、10日ごろになる見込み。
収穫された麦は同JAの各カントリーエレベーターで乾燥調製され、7月中旬ごろに検査を受けて出荷される。今年の麦は天候も良く防除対策もしっかりとられたため、病害虫などの発生は少なく上々の麦に仕上がる予定だ。同JA管内では主に豊田・上郷・高岡地区の約900ヘクタールで麦を作っており、今年は約3000トンの麦が荷受けされる予定だ。

山ゴボウ新規取り組み者に栽培説明会/山ゴボウ栽培説明会/JAあいち豊田
2007/6/1
 JAあいち豊田は6月1日、山ゴボウ栽培説明会を豊田市四郷町にある同JA選果場で行い、新規生産者や同JA・愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員など合わせて17人が出席した。
これは山ゴボウが管理しやすく収益性も高く、また小面積でも取り組みやすいことから中山間地でも栽培できるため、比較的取り組みやすい品目として同JAがチラシなどを使って新規栽培者を広く募って開いたもの。この日は新規栽培希望者17人の内参加した9人に対して、一連の山ゴボウの栽培の流れや種まき前のほ場整備のポイント、生産履歴記帳などを説明することが目的。
説明会では同農業改良普及課の高須義成専門員が山ゴボウの栽培概略や農薬、病害虫について栽培暦を見ながら簡単に説明した。山ゴボウは登録されている農薬が少ないため、農薬の使用に関する注意点を詳しく指導した。また同JAの山岡勝宏営農指導員が事前のほ場準備のポイントなどを図などでわかりやすく説明し、参加者は、質問をしたりメモを取りながら熱心に聞いていた。
山ゴボウは同JA管内の平坦地から中山間地までの77戸の農家が合わせて約80eで栽培しており、新規栽培者も年々増加している。平坦地・中山間地ともに12月上旬から収穫を始め、豊田市場に1月下旬まで共選出荷する。また、一部はJAの特産品として味噌漬けに加工され、歯ごたえのある食感が好まれて人気のある「小原漬け」の原料にも使われる。

ニンジン品評会を開催/豊田市農産物ブランド化推進協議会
2007/6/4
豊田市農産物ブランド化推進協議会は6月4日、品質の向上と地元産の農産物を市民へPRするため、豊田市農林畜産産物品評会「ニンジンの部」を開いた。
 今年の品評会は豊田市畝部西町にあるJAあいち豊田グリーンセンターうねべ店で行い、同JA人参部会員が丹精こめて栽培した「ベーターリッチ」と「向陽2号」が、5本1組で12点出品された。
審査は愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課・市場関係者・同JA専門指導員の3人と消費者の代表3人の6人で行い、ニンジンを1本1本見比べながら色や形・青首の有無・実の充実などを基準に審査した。消費者の代表は、同JA専門指導員らに審査のポイントや品種による違いを聞きながらじっくり審査した。
 審査の結果、特別賞に成田錦哉さん(同市畝部東町)が、金賞に成田^司さん(同)が、消費者賞には成田七子さん(同)が入賞した。審査した同普及課の長屋浩治主任は「今年は長雨が無く全体に出来がいい。出品されたニンジンは、どれも色・形ともにすばらしく、特別賞のニンジンは芯が細く実が充実していて品種の特長がよく出ている」と話していた。
 同品評会に出品されたニンジンは、同市にある社会福祉法人豊田市福祉事業団「豊田市こども発達センター」に寄贈した。

子供たちに農業の楽しさ・大切さを伝えよう/JAあいち豊田と農家が協力/豊田市立堤小学校
2007/6/4
JAあいち豊田は6月4日、地元の稲作農家や地域のボランティアと協力して豊田市堤本町にある水田で稲作体験を行い、豊田市立堤小学校の3年生と5年生合わせて382人を招いて手植えによる田植えを体験してもらった。これは、同JAが子供たちに農業の楽しさ・大切さを伝えようと総合学習の時間を利用して行ったもので同JAの合併5周年記念事業の一環。
児童は同町の杉山鎮孝さんが提供する15アールの田んぼで、地元の農事組合法人「中甲」の細江喜重代表から手植えのやり方を聞いた後、田んぼに入り、もち「喜寿」の苗40箱を、慣れない手つきで泥だらけになりながら3時間かけて植え付けた。3年生の一人は「田んぼは学校の隣なので育つ様子を観察したい」と話していた。秋には、同児童らが手刈りによる稲刈りを行い、収穫したもち米は、同校でもちつき大会を開いて食べたり、同校のシンボルである「桜」をモチーフに桜もちを作ったりする予定だ。
同JAは2002年4月に豊田加茂地区の4JAが合併し、今年で5周年を迎えた。「組合員・地域利用者と共に育むJAの輪」をスローガンに今年度は、1年かけてさまざまな合併5周年記念イベントを行う。組合員や地域利用者に日ごろの感謝の気持ちを伝え、同JAの存在意義を広くアピールしていく。

天候に恵まれ順調なスタート/スイカ「祭ばやし777」出荷始まる/JAあいち豊田猿投西瓜部会
2007/6/6
JAあいち豊田猿投西瓜部会は6月6日、豊田市上原町の同JA猿投営農センターでスイカ「祭ばやし777」の出荷作業を始めた。今年は天候に恵まれ平年に比べ1週間ほど早い出荷スタートとなった。
 今年のスイカは、糖度が12度〜13度とおいしいとされる11度を上回り、充分甘い仕上がりとなった。また交配時期の天候が良く、その後も昼夜の温度差が大きい日が続いたため玉伸びも良く、L〜2Lサイズを中心にした順調な出荷スタートとなった。7月中旬まで毎日400〜500個を主に名古屋市場や豊田市場に共選出荷し、店頭価格は、L玉(12キロ)で1300円前後になる見込み。
 初出荷のこの日は、朝早くから同部会の山田良一さんが収穫した約300個を同営農センターに搬入し、ひとつひとつ重さと大きさを測り、サイズごとに丁寧に箱詰めしていった。山田さんは「今年は天候に恵まれて味のバラつきもなく、自信をもっておすすめできるスイカが出来ている。猿投のスイカを是非、味わってもらいたい」と話していた。
 同部会は、同市猿投地区の農家6戸で構成。カットしても形が崩れにくく糖度のばらつきが少ないため、市場や消費者に高い評価を受けている品種「祭ばやし777」を栽培している。今年は、合わせて約7ヘクタールで栽培し、30,000ケースを出荷する見込みだ。

わさび出荷に向けて部位別に規格を統一/わさび目ぞろえ会/加茂わさび生産部会
2007/6/7
加茂わさび生産部会は6月7日、豊田市近岡町にあるJAあいち豊田足助営農センターで目ぞろえ会を行い、部会員をはじめJA職員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員、出荷先である金印株式会社の社員など合わせて13人が出席し、わさびの出荷規格を統一した。これは出荷直前の6月上旬に毎年行っているもので、この日はわさびの春の定植後の栽培管理講習会もあわせて行われた。
 講習会では、同農業改良普及課の高須義成専門員が、わさびの定植した苗の栽培管理や今後発生が予想される墨入病や白さび病などの病気の特徴とその対処方法について説明。部会員らはメモをとるなどしながら熱心に聞いていた。その後部会員の後藤照一さんが持ち込んだわさびを実際に出荷別の部位に切り分けながら、葉を切り落とす位置や茎と芋の切り離し方、根の部分の取り方などを細かく確認し、部位ごとの出荷規格の統一を図った。同部会の稲垣孝雄部会長は「今日の目ぞろえ会で規格をしっかり頭にいれて出荷していきましょう」と部会員に呼びかけていた。
 加茂わさび生産部会は、豊田市の足助・旭地区の12戸の農家で構成。主に品種「みさわ」を合わせて20アールで栽培している。同部会はわさび加工品などを手がける金印株式会社と栽培出荷契約を結び、茎・芋・根の部位はすべて同社に出荷している。同JAでは今後も安定したわさび収穫を図るため、病気に強く調整作業の楽な新品種「みつき」の導入やほ場で栽培する畑わさびの検討、管内でも環境が似ている稲武地区や松平地区などでの新規生産者の呼びかけなどを行っていく予定だ。

児童が古代米など45品種を田植え/地元農家が農業の大切さを伝えて/豊田市立寿恵野小学校
2007/6/8
JAあいち豊田管内の豊田市立寿恵野小学校2年児童110人が6月8日、豊田市鴛鴨町にある8アールの水田で世界のお米や古代米など45品種の苗を植える農業体験を行った。
この農業体験は地元農家が同JA上郷営農センターと協力して行っているもので、今年で13年目を迎える。いろいろな品種を栽培することでお米に興味を持ってもらい、農業体験を通じて農業の大切さと楽しさを児童に伝えることが目的。
田植えを行った水田は同町内で農業を営み、児童に苗を提供している大橋久男さんが管理している水田で「ライスパーク」と名付けられている。この日は、黒米などの古代米に加え、中国やオーストラリア、インドなど世界の米と国内各地で生産されている米の合わせて45品種の苗を植えた。田植えを行うのはほとんどの児童が初めて。まず児童らは水田に入り、泥の感触を体験した。その後約1時間30分かけて品種が混ざらないよう気をつけながら1品種を2列ずつ丁寧に植えていった。秋には収穫を迎え、学校で品種ごとに炊飯して食べ比べなどの行事を行う予定だ。大橋さんは「実際に体験することで、農業の大切さや農業の意義を伝えていきたい」と話していた。
同校では同月5日、5年生児童102人が総合学習の一環として校内のビオトープに作られた水田に地下50メートルからくみ上げた水を張って手植えを行うなど、地元農家やJAと協力してさまざまな農業体験に取り組んでいる。

長年の社会福祉活動が評価/JAあいち豊田助け合いの会「ふれあいの輪」がボランティア表彰/JAあいち豊田助け合いの会「ふれあいの輪」
2007/6/9
JAあいち豊田助け合いの会「ふれあいの輪」は6月9日、豊田市西町の豊田市能楽堂で行われた平成19年度豊田市民の誓い推進協議会総会の中で行われた豊田市民の誓いボランティア表彰式で表彰を受けた。これは同会の長年にわたる高齢者を対象としたミニデイサービスなどの社会福祉活動が評価されたもので、同会の高木寧子会長をはじめとする同会の会員やJA職員など22人が出席した。
豊田市民の誓い推進協議会は昭和53年に発足し「豊田市民の誓い」として「互いに助け合いはげましあい合って心と心のふれあいを大切にし、秩序ある社会環境とまちづくりを目指す」ボランティア活動を行う個人や団体を毎年表彰しており、今年は同会を含む57の活動が表彰された。同会を代表して表彰状を受け取った高木寧子会長は「今年10年目を迎える助け合いの会の高齢化時代に合った活動が評価された事は、今後の活動の大きな励みとなる」と話していた。
JAあいち豊田助け合いの会には豊田・三好・よつば・下山支部の4つがあり、現在合わせて232人が会員登録している。支部ごとに助け合い活動を通じて安心と豊かな暮らしを築くことを目的に、ミニデイサービスをはじめ社会福祉に関する情報の収集および提供などを行っている。

明るい豊かな暮らしの構築を目指して/第5回JAあいち豊田年金友の会総代会/JAあいち豊田年金友の会
2007/6/11

 JAあいち豊田年金友の会は6月11日、豊田市西町にある同JA本店ふれあいホールで第5回年金友の会総代会を開き、同会の支部長と総代の合わせて約100人が参加した。
総代会では、平成18年度事業報告および収支報告と平成19年度事業計画および収支計画、年金友の会本部新役員の承認が上程され、すべての議案が賛成多数で承認可決された。この日同会の新会長となった鈴木茂行さんはあいさつで「私たちに欠かせない安心・安全・健康の3つのテーマを常に考えながら、会員の皆さまと協力してスポーツ大会などさまざまな活動に力を入れていきたい」と話していた。また、同JAの奥田克也組合長は「年金受給者の皆さんが健やかに暮らせるよう、JAは同会の活動にさまざまな協力をしていきたい」とあいさつした。
同会はJAを窓口とする各種年金の受給者が会員となっている。45支部で構成され、会員は昨年より1,236人増えて23,854人(平成19年3月31日現在)が登録している。会員の明るい豊かな暮らしの構築を目的に会員の親ぼくと教養を高める活動やゲートボール大会などの健康管理活動・視察研修会などの活動に取り組んでいる。

なすのほ場を巡回/定植後の管理を指導/JAあいち豊田なす部会
2007/6/12
 JAあいち豊田なす部会は6月12日、部会員のほ場を巡回し定植後の管理について指導する巡回指導を行った。この日は、豊田市の上郷・高岡地区にある2カ所のほ場を巡回し、同地区の部会員をはじめ、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課・同JA専門技術員・同JA職員合わせて20人が参加した。
 巡回指導は、栽培技術の向上と収穫量の増加、部会員の情報交換を目的とし、定植が終わり収穫に向けての作業が始まるこの時期から毎月行い、9月まで続けられる。
まず、同JA上郷営農センターで同農業改良普及課の長屋浩治主任が、整枝・摘葉・摘芯方法や農薬散布・病害虫の防除について説明した。特に農薬を使用する場合は、使用基準を厳守し、飛散に注意して行うよう説明した。その後部会員のほ場へ移動し、同JA専門技術員らが病害虫の発生状況や生育状態を確認しながら、今後の管理について説明した。部会員らは熱心に説明を聴いていた。
同農業改良普及課の長屋浩治主任は「定植後の低温と強風により草勢が弱かったが、5月下旬から気温が上昇し、生育が順調に進んで例年並みまで回復した。6月下旬には出荷できそうだ」と話していた。
同部会は、今年度6人が新たに加入し、35人の部会員が229アールでナス「筑陽」を栽培。今年は昨年より約50トン多い266トンを豊田市場などに出荷する予定だ。

小学生がグリーンアスパラガスの栽培体験/豊田市立中山小学校/JAあいち豊田藤岡営農センター
2007/6/12
野菜作りを通じて農業の大切さを知ってもらおうとJAあいち豊田藤岡営農センターは6月12日、豊田市西中山町にある石川平典さんの3アールのほ場でグリーンアスパラガスの栽培体験を行い、豊田市立中山小学校の5年生児童107人が総合学習の授業で種まきやグリーンアスパラガスの収穫に汗を流した。
 これは、同JAの合併5周年記念事業の一環として行ったもの。同営農センターが「営農センター2〜3品目特産運動」で地域の特産品化を目指すグリーンアスパラガスの栽培を通じて小学生に野菜作りの楽しさを知ってもらい、地域農業に興味をもらってもらうことが目的だ。
 この日は、同営農センターの山田長センター長や石川さんの指導の下、児童はグリーンアスパラガスの種をセルに一粒ずつ丁寧に入れて土で覆う種まき体験を行った。その後児童は畝にグリーンアスパラガスの苗を植え付ける定植体験や、石川さんが栽培しているグリーンアスパラガスの収穫体験を行った。最後に児童はポットからグリーンアスパラガスの苗を直径15センチほどの鉢に植え替えて学校に持ち帰り、今後の総合学習の時間に生長を観察する予定だ。作業を終えた児童たちは「グリーンアスパラガスが収穫できるまで3年もかかるなんて知らなかったのでびっくりした」「収穫したとき中から水分があふれてきて新鮮な香りがした」などと笑顔で話していた。今後同校では7月に、この日種をまいたセルからポットへの移し替え体験や収穫したグリーンアスパラガスの試食会を行う予定だ。
 同JAは2002年4月に豊田加茂地区の4JAが合併し、今年で5周年を迎えた。「組合員・地域利用者と共に育むJAの輪」をスローガンに今年度は、1年かけてさまざまな合併5周年記念イベントを行う。組合員や地域利用者に日ごろの感謝の気持ちを伝え、同JAの存在意義を広くアピールしていく。

仕事を通じて地域と交流する進路学習/中学生がニンジン農家で職場体験/豊田市立上郷中学校
2007/6/13
地域の職場・事業所などでの体験や大人との出会いを通じて働くことの大切さや大変さを体感してもらおうと、JAあいち豊田管内の豊田市立上郷中学校は6月12日から14日までの3日間、職場体験学習を行った。
これは同校の2年生約200人が総合学習の授業で進路学習の一環として取り組んでいるもの。本人の希望する地域のさまざまな職種の職場を訪れてその仕事を体験し、働く事の大切さを知り、社会の一員としての自覚を身に付けることが目的だ。
6月13日には同校の2年生中山善貴君が同市畝部東町にあるニンジン農家成田錦也さんの作業場で職場体験を行った。5月・6月はニンジン出荷の最盛期にあたり、この日も成田さんは約5アールのほ場でニンジン「向陽2号」を約1トン収穫。中山君は、成田さんが葉を取り、サイズ別に選別したニンジンをそれぞれ箱詰めする作業を手伝った。中山君は「小さいころから家庭菜園に興味があり、大豆やジャガイモを育てていたので、職場体験も農業をやってみたかった。1日のニンジン収穫量が多くてびっくりしたが頑張って箱詰めを手伝いたい」と話していた。
 上郷中学校では地域の人々との交流を通じて豊かな人間性や社会性を育む場にしようと職場体験学習を20年ほど前から行っており、昨年度からは愛知県で取り組む学校と地域が力を合わせて子どもたちの社会性の成長を促す「あいち・出会いと体験の道場」活動の一環と位置づけている。JAあいち豊田でも同校の学区内にあるAコープうねべ店とグリーンセンターうねべ店で毎年中学生の職場体験学習を受け入れており、地域に根ざす同JAの社会貢献活動のひとつとなっている。

ニーズに応えるサービス内容の向上を目指して/ミニデイフォローアップ研修会/JAあいち豊田助け合いの会
2007/6/14
JAあいち豊田助け合いの会は6月14日、豊田市西町にある同JA本店ふれあいホールで全支部合同のミニデイサービスのフォローアップ研修会を行い、会員45人が出席した。これはミニデイサービスで行えそうな新しいレクリエーションを実際に体験しながら習得し、今後のミニデイサービスで活用することが目的。
この日は同市の豊南交流館で高齢者などを相手にレクリエーションや簡単な体操を行っているグループ「豊南げんきかい」から講師を招き研修会を行った。会員らは、振りを付けて歌を歌ったり、イスに座ったままできる体操や紙製の棒を使った肩たたきなど、無理せず体を動かしながら行うレクリエーションを中心に9つのゲームを行った。終了後に会員は、実際現場で行う時の注意点や肩たたき棒の作り方などを細部にわたって講師に尋ねていた。同会の高木寧子会長は「今日学んだことを参考にして日ごろのミニデイサービス活動に役立てて下さい」と会員に呼びかけていた。
JAあいち豊田助け合いの会には豊田・三好・よつば・下山支部の4つがあり、現在合わせて232人が会員登録している。支部ごとに助け合い活動を通じて安心と豊かな暮らしを築くことを目的に、ミニデイサービスをはじめ社会福祉に関する情報の収集および提供などを行っている。

生産者と消費者の交流の場を目指し/「とよた農産市場」が周年イベントを開催
2007/6/16
JAあいち豊田と豊田市が協力して2000年5月に豊田市西町の同JA本店隣接地に開設したけやき通り地域交流施設「とよた農産市場」が6月16日、周年イベントを行い、朝早くから新鮮な農産物を買い求める来場者でにぎわった。
 同市場ではこの日、産直部会員が出店して野菜や花きなど新鮮な農産物を販売した。特に豊田市の特産で収穫を迎えたばかりのスイカは、約2時間で150玉が完売するほどの人気だった。また、JAあいち豊田産直プラザ「花の館」に出荷している豊田観葉部会がお値打ちに観葉植物を販売し、来場者の人気を集めた。ほかにもフラワーアレンジメント教室や2000円以上の買い物をしていただいた来店者への野菜プレゼントなども行われ、たくさんの人がイベントを楽しんだ。スイカを試食して購入した来場者の一人は「今年のスイカは特にうまい。お値打ちに買うことができてよかった」と笑顔で話していた。JA関係者は「生産者と消費者のコミュニケーションの場を目指し、イベントを通じて地域農業の活性化を図りたい」と話していた。
 同市場は安全・安心さらに安価な農産物を広く市民に提供していくことを目的に毎週火・土曜日に朝市を開催。同JAの生産部会や産直会員がその時期に取れる新鮮な野菜や果物、竹炭や五平餅などの加工品も販売している。

適正な記帳事務と青色申告による節税を図って/農業所得記帳説明会/JAあいち豊田農業振興部
2007/6/19
農業所得の標準計算が完全廃止され、農業者自らが収支計算を行わなくてはならない中、JAあいち豊田農業振興部は6月19日、豊田市高岡町の同JA高岡支店で農業所得記帳説明会を開催し、組合員など22人が参加した。
これは農業者の収支内訳表を作るための記帳事務の負担を軽減し、税務上のトラブルを減少させることが目的。効率の良い資料作成の方法や青色申告による節税の情報を提供し、記帳方法や資料作りのやり方に一定の統一性を持たせるよう呼びかけ、今後の記帳指導が円滑に進むように図る。
この日は鈴木茂税理士事務所の鈴木茂氏を招き、節税の観点から見た青色申告に切り替えた場合の特典や青色申告の条件について説明。また農業者を経営規模によって大まかに3段階に分け、段階別による青色申告の活用方法・記帳指導や代行を受けるための適正な資料作り方法を約1時間半にわたって丁寧に説明した。参加者は質問をしたり、メモを取るなどしながら熱心に聴いていた。
同JAでは農業者の農業所得記帳を支援し、収支内訳表を適正に作成するために、記帳指導・代行をともなう個別相談会を年間3回、4年前から行っている。今年度第1回目にあたる今回は初めて講義形式を採り、同地区のほか猿投・上郷など全5会場で開催された。農業者は今後10月〜11月にかけての個別相談会を経て、翌年1月には農業所得収支内訳表を作成し、不動産所得などその他の所得とともに2月の確定申告に臨む予定だ。

藤岡産グリーンアスパラガス出荷始まる/JAあいち豊田グリーンアスパラガス部会が目ぞろえ会
2007/6/20
JAあいち豊田グリーンアスパラガス部会藤岡支部は6月20日、豊田市藤岡飯野町にある同JA藤岡営農センターで目ぞろえ会を行い、部会員・JA職員・市場関係者など合わせて13人が出席した。
 これは、出荷を前にグリーンアスパラガスの出荷規格の統一を図るために行ったもので、市場への出荷は初めて。売れ残りなどのロスがないことから、今後、市場への出荷を中心に行い、年間約300`の出荷を見込んでいる。
 この日は、部会員が持ち寄った収穫したばかりのグリーンアスパラガスを見ながら長さ・重さ・外観・荷姿など細かく打ち合わせた。市場関係者は「地元の量販店が地産地消運動を展開しており、地元産農産物の需要が高いので継続して出荷してほしい」と期待している。また、同部会の青木^治部会長は「出荷規格をきちんと守り、品質の良いものを市場出荷して産地のPRにもつなげたい」と意気込んでいる。出荷は、豊田市場に向けて同日から始め、9月末まで続く予定だ。
 JAあいち豊田グリーンアスパラガス部会藤岡支部は、豊田市藤岡地区の農家を中心に2002年に設立。18戸の農家が合わせて34アールの露地とハウスでグリーンアスパラガスを栽培する。特産化に取り組み、昨年まで主に同JAのグリーンセンターなどの直売所に出荷してきたが、今年から地元市場を中心に出荷していく。

今年も甘く上々の出来/豊田市猿投地区で桃の出荷が始まる/JAあいち豊田桃部会
2007/6/20
県内一の生産量を誇る桃産地、豊田市の猿投地区で6月20日、早生品種「ちよひめ」「希望」を皮切りに桃の出荷が始まった。今年は、平年並みの出荷スタートとなった。
この日は同市舞木町の約2ヘクタールの畑で9品種の桃を栽培するJAあいち豊田桃部会の永田和志さんも、早朝から「ちよひめ」「希望」の収穫作業に追われた。永田さんは「5月の雨が適度にあり、気温も高めに推移したため、小玉傾向だが、糖度が高く、満足するものができている」と話していた。
 この日収穫された桃は、同市四郷町の同JA選果場で「糖度」・「熟度」・「着色」別に機械で選別・選果され、等級別にそれぞれ箱詰めされて「とよたの桃」として豊田市場をはじめ名古屋・岡崎に出荷され、早ければ翌日にも店頭に並ぶ予定。6月中に「ちよひめ」は2400ケース、「希望」は2700ケースの出荷が見込まれており、それぞれの店頭販売価格は、昨年並みの1箱(5キロ・4パック入)4500円前後となる見込みだ。
 同部会では51戸の農家が47ヘクタールで桃を栽培。今後、「日川白鳳」「白鳳」と随時出荷が続き、7月中旬には出荷のピークを迎える。9月に出荷する「ゴールデンピーチ」まで全12品種、約520トンの共選出荷を予定している。

目ぞろえ会で規格を再確認/統一された品質重視のナス出荷を/JAあいち豊田なす部会
2007/6/21
JAあいち豊田なす部会は6月21日、同JA上郷営農センターで2007年度部会全体会議ならびに出荷目ぞろえ会を行い、部会員やJA職員など52人が出席した。同会は毎年、出荷直前のこの時期に出荷規格の統一と部会員の情報交換などを目的に行っている。
会議では野菜価格安定事業に関する連絡事項などを確認。6月上旬に行われた圃場(ほじょう)巡回指導会の講評について愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の長屋浩治主任が報告し、農薬飛散防止や農薬管理などの注意を呼びかけた。目ぞろえ会では、同事務所や同JA、市場関係者が助言をしながら部会員が持ち寄ったナスを見比べて、大きさ・曲り具合・品質や色沢・傷などによる等階級を確認し出荷規格の統一を徹底した。 
同部会の光輪龍雄部会長は「今年のナスは、5月の雨が少なく朝晩の冷え込みで、生育が1週間ほど遅れているが、病害虫も少なく品質は上々」と話し、出来に満足している。
同部会は35戸の農家で構成されており、今年は6名の新部会員を迎え、ほ場巡回指導会を開くなど盛んに活動している。同部会は合わせて229アールのほ場で「筑陽」を栽培。6月25日から出荷を始めて11月中旬まで地元の豊田市場に共同出荷し、今年は約270トンの出荷を見込んでいる。

めいきん生協親子でかかし作り/JAあいち豊田高岡営農センター
2007/6/24
「鳥害防止でかかしを作って自分たちで手植えしたイネを守ろう」と6月24日、豊田市前林町のJAあいち豊田前林カントリーエレベーターで名古屋市の消費者がかかし作りに挑戦した。これは消費者である同生協の組合員に米の産地や品種「大地の風」を知ってもらうとともに、農業の大切さや楽しさを感じてもらうことを目的に、田植えから収穫までの米作りを体験する「産消稲作交流会」の一環。
 かかしを作ったのは同JAと米の生消提携を行っているめいきん生協(名古屋勤労市民生活協同組合)の名古屋市在住の組合員10家族36人。材料の古着などは参加者が用意し、そのほかの竹や道具などは同JAが提供したものを使った。参加者は同JAや地元の農事組合法人「中甲」・「若竹」の指導の下、約1時間かけて10体を作り上げた。出来上がったかかしは背丈がどれも2メートルを越すもので、テレビの人気キャラクターの格好をしたものなどユニークなものばかり。参加した子どものひとりは「かかしを作るのは初めて。自分で作ったかかしで鳥が近づかないようにしたい」と話していた。その後、かかしを一列に並べ、上手にできたかかしを参加者同士が投票しあう「かかしコンテスト」を行い、個性豊かなかかし達に参加者はしばらく見入っていた。この日作られたかかしは、同生協組合員らが5月の農業体験で自ら「大地の風」の苗を手植えした約8.5アールの田んぼの畦畔に立てられる予定。
この日はかかし作りのほかに、豊田産のスイカをみんなで食べるイベントが行われ、参加者は家族そろって楽しいひとときを過ごした。10月にはかかし達に守られたイネが実りの秋を迎え、収穫体験と食味をする「おいしいお米を食べる会」を行う予定だ。

JAの選果場を見学/11組の親子が参加/JAあいち豊田猿投営農センターと同JA桃部会
2007/6/24
JAあいち豊田猿投営農センターと同JA桃部会は6月24日、豊田市四郷町の同JA選果場で親子農業体験を行い、同JA管内に住む11家族が参加して桃の選果作業を見学した。
 これは、同JAの合併5周年記念事業のイベントとして行ったもので、4月14日に行った桃の摘花作業に続いて3回目。愛知県下で1位の生産量を誇る猿投地区の桃栽培を体験してもらい、次世代を担う子供たちに産地を知ってもらい、保護者に地産地消と食育の大切さを理解してもらうことが目的だ。
 参加者らは桃畑を見学し、品種による違いや前回の農業体験で自分が摘花をした桃の木などを観察した。その後同JA選果場に移動し、同営農センターの田口センター長から桃の収穫から出荷までの流れの説明を受けた後、選果場内を見学した。参加者らは予冷庫の中に入ったり、センサーで選果される桃を見ながら選果機の説明を受けた。参加者した子供からは「袋がけされていない桃もあるが、どうしてか」、「センサーではじかれた桃はどうなるのか」などの質問が出され、田口センター長がひとつひとつ丁寧に答えていた。今後、参加者は7月21日に桃の収穫体験を行う予定だ。
 同JAは2002年4月に豊田加茂地区の4JAが合併し、今年で5周年を迎えた。「組合員・地域利用者と共に育むJAの輪」をスローガンに今年度は、1年かけてさまざまな合併5周年記念イベントを行う。組合員や地域利用者に日ごろの感謝の気持ちを伝え、同JAの存在意義を広くアピールしていく。

213人の園児がイモさし体験/豊田市藤岡地区「ふれあい農園体験」/JAあいち豊田藤岡営農センター
2007/6/25
JJAあいち豊田藤岡営農センターは6月25日、地元農家石黒清治さんが提供した豊田市西中山町の約15アールの畑で「ふれあい農園体験」を開き、藤岡地区にある中山松元幼稚園・飯野ひかり幼稚園の合わせて213人の園児がイモさし体験を行った。
 これはJAと地元の農家が協力し、農作物ができる過程を通じて農業の楽しさを伝えるとともに、地域の農家と園児とのふれあいを通じて地域の活性化をねらったもので1990年から行っている。
 園児らは、同営農センターの山田長センター長から、苗を船底のような形で寝かせて植える「水平植え」の説明を聞いた後、一列に並んで畑に入り、畝に掘られた約40センチ間隔の穴にサツマイモ「紅東」の苗約1,500本を一本一本丁寧に植え付けた。園児らはぬかるみに足をとられたり、土の中の虫などを見つけて驚きの声をあげていた。体験した園児は「思ったよりも簡単で楽しかった」「早くイモ掘りがしたい」などと笑顔で話していた。
 同園児らは「ふれあい農園体験」の一環で5月に「十五夜もち」の田植え体験も行っており、今後は10月上旬に稲刈り体験を、また同下旬にはこの日植え付けたイモの収穫体験を行う予定だ。

地元のお米の流通を学び農産物に関心を/小学生がカントリーエレベーターを見学/豊田市立広川台小学校
2007/6/27
地元農産物の菊栽培を体験し農業への理解と愛着を深めてもらおうとJAあいち豊田稲武営農センターは5月29日、豊田市稲武町にある豊田市立稲武小学校で菊の定植体験を行い、同校の5年生児童18人が総合学習の授業として取り組んだ。
 これは、同JAの合併5周年記念事業の一環として行ったもの。同営農センターが「営農センター2〜3品目特産運動」で地域の特産品として推している菊の栽培を通じて、小学生に地元の特産物を知ってもらい地域農業に興味をもらってもらうことが目的だ。同市稲武地区では20戸の農家で構成される稲武高原花き部会が小菊と輪菊約200種類を栽培。年間約200万本を出荷し、県内でも有数の菊の生産地となっている。
 この日は、同営農センターの澤田直樹センター長や愛知県農林水産事務所農業改良普及課の松本智恵子主任、地元の菊農家鈴木敏一さんの指導の下、定植体験が行われた。児童は土に肥料を混ぜて石を敷いた鉢に入れ、赤・白・黄色の花がつく小菊3株をひとつの鉢に植え付け、白・黄色の花がつく輪菊2株も別の鉢に植え付け、合わせて2鉢を約1時間かけて作った。児童は9月の開花に向けて水やりなどをしながら生長の観察日記を付け、芽摘み作業や摘芯作業も同営農センターの指導を受けながら行っていく予定だ。 
 同JAは2002年4月に豊田加茂地区の4JAが合併し、今年で5周年を迎えた。「組合員・地域利用者と共に育むJAの輪」をスローガンに今年度は、1年かけてさまざまな合併5周年記念イベントを行う。組合員や地域利用者に日ごろの感謝の気持ちを伝え、同JAの存在意義を広くアピールしていく。

夢山水のほ場を巡回/酒米の管理を指導/JAあいち豊田稲武営農センター
2007/6/28
JAあいち豊田稲武営農センターは6月28日、地元酒造メーカーとの契約で酒造好適米「夢山水」の栽培を行っている豊田市稲武地区の5戸の農家のほ場を巡回し、栽培管理の指導を行った。この日は、農家をはじめ、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課・同JA職員合わせて7人が参加した。
 この巡回指導は稲の状態を確認し、穂肥の時期・分量の目安をつけ、今後の管理を指導することを目的とし、幼穂形成期前のこの時期に毎年行っている。
まず、同農業改良普及課の伊藤晃専門員が、今年の気温や生育状況、今後の管理について説明し、その後各農家のほ場を巡回した。ほ場では葉色計を使って稲の色を測定。色・堅さ・1株の本数を確認した上で、ほ場ごとに土壌の成分などを加味しながら穂肥の時期・分量の目安を付けた。また、病害虫の発生状況を確認し、今後の管理について各農家に説明した。伊藤専門員は「穂肥は例年並みの7月10日前後になりそうなので、準備をしてほしい。気温といもち病の発生に注意して栽培して下さい」と話していた。今後、7月4日に同農業改良普及課と同JA職員がほ場を巡回し、穂肥を行う日と分量を確定させ、各農家に連絡する。
豊田市稲武地区では今年度1人が加わり、5戸の農家が「夢山水」の契約栽培を行っている。収穫後は日本酒となり、稲武地区限定で販売される予定だ。

検査技能の維持と向上を目指して/農産物検査技能確認会
2007/6/29
農産物検査技能確認会が6月29日、豊田市本新町のJAあいち豊田豊田営農センターで行われ、農産物検査員として登録している同JAの営農部職員9人と東海農政局職員が参加した。
 これは、検査員の農産物の適正な鑑定能力の維持と向上を目的に行っているもので、同JAでは米・麦・大豆の検査を検査員登録している職員が行っている。
この日は、水稲うるち玄米の等級を鑑定する技能試験が行なわれた。鑑定にはコシヒカリ・大地の風・ミネアサヒなど9品種の玄米を使用。検査員らは真剣な眼差しで丸カルトンに入れられた玄米20点を、1等・2等・3等・規格外に鑑定した。鑑定後、同農政局職員から等級と整粒歩合が発表され、検査員らは改めて玄米を観察し、等級を確認した。同JA検査員の1人は「検査員としての自覚を持ち、鑑定技術の向上に努めたい」と話していた。今後は7月上旬に麦、8月下旬から米、12月から大豆の検査を行う予定だ。
 同JAでは、現在22人が検査員として登録し、東海農政局が行う年3回の農産物検査技能確認会で鑑定技術を確認している。同JAでは、これとは別に検査員研修を米・麦・大豆それぞれ年に2回行い、検査法・規格基準について学び、鑑定技術の維持・向上に努めている。

コシヒカリの品質向上を目指して/豊田地区で水稲青空教室
2007/6/29
JAあいち豊田豊田営農センターは6月29日、豊田市西新町と汐見町の水田で水稲青空教室を行い、「コシヒカリ」の栽培農家21戸が参加した。これは、中干しを終え、今後の病害虫などの防除対策や穂肥など、稲作の中後期作業が集中するこの時期に毎年行っているもの。
青空教室では、同JAの夏目正昭専門技術員が今年の気象状況と苗の生育概況・中干し後の水管理・穂肥の施肥時期・カメムシなどの害虫対策についてほ場の状況を見ながら指導した。参加した農家は、「葉色が薄い場合の穂肥は早めの方が良いか」「カメムシの防除の適期を教えて欲しい」などと熱心に質問をしていた。夏目専門技術員は「今年は、日照時間が長めで生育状況は、ほぼ平年並みと順調だ。コシヒカリは腰が弱いので、今後は穂肥の適期を見極めながらの作業を心掛けていただきたい」と参加者に呼びかけていた。
同JAの各営農センターでは、各地区で6月上旬から7月下旬にかけて「水稲青空教室」などの名称で水稲現地指導会を開いている。今年は品種別・地区別に78カ所のほ場で開く予定。愛知県農林水産事務所農業改良普及課・同JAの専門技術員などが講師を務め、米の品質向上を目指して水稲栽培の指導を行っている。

イノシシ対策をしっかりと/農作物鳥獣被害防止対策研修を開催/JAあいち豊田松平営農センター
2007/6/29
農作物をイノシシなどの被害から守る正しい知識を身に付けてもらおうとJAあいち豊田松平営農センターは6月29日、豊田市松平志賀町にある同センターで農作物鳥獣被害防止対策研修を開き、松平地区の農家をはじめ、愛知県・JA職員など合わせて26人が参加した。
 これは、毎年増え続けるイノシシなどの鳥獣による農作物への被害を減少させるために行ったもので同JAでは、初めての取り組み。稲穂が出て被害が拡大する前のこの時期に行った。
 研修会は、同地区で多くの被害報告があるイノシシやハクビシンの対策を中心に行い、その生態や行動範囲・行動時間などを知ることにより、ほ場に近づくことができない環境作りや正しい柵の設置方法などをスライドやビデオ映像を使って詳しく学んだ。参加した組合員の1人は「毎年、イノシシには悩まされている。研修で学んだことを実践して今年は被害にあわないようにしたい」と話していた。また、松平営農センターの笠井聡センター長は「組合員が丹精こめて作った農作物が被害にあわないよう、今後も研修を続けたい」と話していた。
 同研修は、6月25日から29日にかけて全6会場で行われ、合わせて約150人が鳥獣の被害防止を学んだ。