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豊田市茶業組合は5月1日、豊田市豊栄町にある茶農家石川哲雄さんの製茶工場で手もみ製茶加工講習会を行い、同組合員をはじめ下山茶業組合、県、市やJAあいち豊田などの関係者約70人が出席した。これは同組合が毎年この時期に行っているもので、全国茶品評会などに向けて製茶技術の基本である手もみ技術の習得、向上と茶農家相互の情報交換の場の提供が目的。
この日は、約3.5sの茶葉を蒸したあと焙炉(ほいろ)と呼ばれる茶温を約37度に保つ箱状の作業台で茶の水分を減らす葉振いを約1時間行った後、さまざまな手もみの作業段階を経て最後の乾燥作業までを全て手作業で行い、約6時間かけて約500gのせん茶を作り上げた。葉振い工程では、豊田市の鈴木公平市長や地元の末野原中学校の生徒らも参加。茶葉の香りを楽しみながら作業に取り組んでいた。同市長はあいさつで「豊田の茶の知名度が上がってきたのは茶農家の努力の賜物。豊田の茶を広くアピールできるよう行政も協力したい」と話していた。また同組合の清水英昭組合長は「今年の茶は暖冬で生育が早まるかと思ったが、3〜4月の寒さで平年並みとり、霜害もなく順調だ」と話していた。
豊田市茶業組合は、主に同市豊栄町・住吉町・吉原町など28戸の農家で構成され、約42ヘクタールでお茶を栽培。主に抹茶の原料となるてん茶を栽培しており、出荷量は約53トンに上り、県下でも指折りの茶生産地となっている。同組合は今年12月に豊田市で第39回愛知県茶品評会が開かれるため、同市にある下山茶業組合と連携協力して豊田の茶を広くPRしていく予定だ。
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