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矢作川沿いの砂壌土を利用してニンジンを栽培するJAあいち豊田人参部会が5月4日から市場出荷を始めた。今年は暖冬から一気に冷え込んだため、ニンジンの生育に数日の遅延が見られるものの、尻部分もまとまり、肌のきれいなものに仕上がっている。
これに先立ち同月2日、畝部西町にある上中島集荷場で同JA人参部会目ぞろえ会を行い、同部会員・同JA職員・市場関係者など合わせて17人が出席し、出荷規格の統一を図った。これは毎年、出荷直前のこの時期に行い、出荷規格の統一と部会員の意見交換が目的だ。
この日は市場職員などから市場情勢や産地情報の説明を受けた後、部会員が持ち寄った栽培している品種「ベータリッチ312」「ベータリッチ」「向陽2号」について、曲がり具合や色による等級・大きさによる階級などの出荷規格を統一した。また、青首の色の度合いや水洗い後の乾燥状態・ひげ根の除去・箱詰め方法や箱の組み方などの注意事項も確認した。同部会の成田錦也部会長は「持ち寄ったサンプルを見るとどれもうまく仕上がっている。ニンジンは日々生長しているので、収穫適期を逃さないよう注意して収穫・出荷しましょう」と部会員に呼びかけていた。
同JA人参部会は豊田市上郷地区の6戸の農家11人で構成。合わせて約4ヘクタールで年間約150〜200トンを出荷している。同部会では一部年内の早播きを5年ほど前から取り入れ、収穫期を前倒しにしてゴールデンウィーク前後からの出荷を目指している。収穫期間を延長することにより、地元産ニンジンをPRする機会を増やすことにつなげている。同部会のニンジンは市場を通じて毎年この時期、同市内の学校給食に用いられ、ニンジンを重要ブランドと位置づける同市の地産地消に基づく食農教育の一助となっている。今年は6月下旬まで地元の豊田市場に共同出荷する予定だ。
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